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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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きちんと立てる人とそうじゃない人

きちんと座れる人とそうじゃない人

この違いをうむ共通の理由の一つ、

それは、きちんとしゃがめるかどうか。


椅子の生活になってから、

私たち日本人の足腰の身体感覚は、

希薄になり、失われたという説があります。

洋式トイレの普及により、

それに拍車がかかったとする説もあります。


いずれにしても、

生活様式の変化の中で失われていった

しゃがんで何かをするという習慣。

ここに、その違いがあるんだな~





体を動かしているとき、

ついつい、自分ではちゃんと動かしているつもりになっているものです。

例えば、

試合の様子などを動画で撮って、

客観的に自分の動きを見てみると

自分で思っていた動きのイメージと、

実際行われている動きとの差に

愕然とするということも、少なくないかもしれません。


この差は、どこから生じるのか?


ほとんどのそうした動きの誤作動ともいうべきものは、

身体感覚の乱れから起こります。


それは、どのように動かすのかに先立って

どのように感じているのかが重要になります。


自分の体を感覚する

この誰にでも備わっている能力の濃淡や偏りが、

誤作動を招く背景の大きな問題です。


きちんと自身の体を感覚できるようにすること。

動きの改善は、そこから始めることが大切です。







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水泳でもランニングでも、何かしらフォームを修正したい時、

ついつい上手く出来ていない動作そのものに意識を向けて、

そこに修正をかけようとしがちです。


例えば、クロールで右腕がうまく上がらないという時などには、

「右腕を上げる」という動作に意識を向けて、

右腕が狙った軌道になるようにする

といった感じですね。

もちろん、こういう意識付けや取り組みも間違いではないんでしょうけど、

上手く出来ていない動作がある場合には、

そのひとつ前の動作にも意識を向けてみることもお忘れなく!


「右腕が上がらない」という場合には、

そもそも右腕が上がっていく動作の前段階の動きや姿勢が、

きちんとなされていなくて、

そういう状態であれば、どうやっても右腕が狙った軌道にはいかないよね~

ということも多いのです。

右腕がきちんと上がるための準備の時点で

何かしらの狂いがある、準備が出来ていない

というイメージでしょうか。


春の大会前で、フォーム固めや修正の最終段階という方も多いようですが、

こうした点にも意識を向けながら、

大会に向けて準備なさるとよいのではないかと思いますよ。



ふだん、あまり意識することはないかもしれませんが、

「わきを締める」と「わきを開ける」の境界線ってどこかわかりますか?

武道やスポーツなどをなさっている方は、

割とよく「わきを締めろ!」というような指導を受けたりするので、

感覚的にわかっているかもしれませんね。


武道やスポーツの場面で「わきを締めろ!」と指導されるのは、

「胴体と腕をちゃんとつないでおけ!接続しておきなさい」

という意味です。

しかし、結構な人が勘違いしているようで、

「わきを締めろ」と言われると、

腕を胴体に近づけるように固定する感じ、

ギュッと力を込めてカラダを固くする感じの動作をする人が多いのです。

これでは、スムーズな動きを妨げるばかりか、呼吸も止まるし、

力みを助長します。

もし、「わきを締める」=「ギュッと力を入れて固くする」

と思っていた方は、その認識を修正された方がいいかもです。


さて、「わきを締める」と「わきを開ける」の境界線は、

もちろん個人差もあって、

そのうえで体の状態によって変動はするのですが、

体側におろしている腕を真横に挙げていって

腕がスーッとする位置、

呼吸が楽に通る位置などを

指標にして見つけてもらうとわかりやすいと思います。

その位置が境界線になりますので。


一番困るのは、普通に立って、手をおろしている状態(その位置)が

すでにギュッと固くする方の「わきを締める」になっているケースです。



接続する意味での「わきを締める」になっている方は、

全く問題がないのですが、

「ギュッと力を入れて固くする」方の「わきを締める」を

それも無意識に、自覚のないままにしてしまっている方は、

要注意です。

腕を外に開いていって、本人的には、「わきを開けている位置」が、

実は境界線=自然体の腕の位置だったりもするのですが、

このような状態になっている方は、

慢性的な肩こり、浅い呼吸、肩やひじ、手首の運動制限などが現れやすく、

カラダの他の部位にも好ましくない影響を与えます。

そして、こうした現象には、身体感覚のずれも関係してくるので、

あまり放置しない方がよいかと思います。


本来の「わきを締める」という意味を理解したうえで、

「わきを締めると開ける」の境界線の感覚を甦らせると、

これまでとは違った感覚(=より自然な感覚)で

体を動かせるようになりますよ。








体のゆがみは、おおよそ、

体の左右差からそれが起こります。


利き手や利き足があるという時点で、

おのずと左右の役割の違いが生じるわけで、

日常生活を普通に送っているだけでも、

何らかの左右差というものは出来上がってくるものです。


もっとも、体の司令塔である脳に、

右脳と左脳との特性の違いもあるわけですから、

左右はあって当然と考えていいのかもしれません。


その左右差が、何らかのきっかけで、大きくなっていくことで、

体のバランスは、肉体的にも、神経的にも、

本来の在り方とは違った仕組みとなって、

“ゆがんでいることが普通”

となってしまいます。


テレビなどでよく取り上げられているような

骨盤のゆがみ、肩甲骨の動き、体幹の強さ、足腰の強さ、筋力、柔軟性・・・

といったことだけではなく、

自身の体を左右差という観点で眺めてみると、

これまでとは違った自分の体への理解に

繋がると思いますよ。