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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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年末年始のまとまった休みを、寝て過ごすのが勿体なくて、

出掛けたり、夜更かししたりして、寝不足気味です…、

といったお話を昨日・今日と、来院者さんからたくさん聞きました。

私自身も、どちらかというと、休み中は、あれもこれも…

と思ってしまう方なので、気持ちはよ~く、わかるのですが(笑)、

やはり、十分な睡眠は、脳の健康に不可欠なようです。

ご参考にどうぞ。


睡眠不足で脳にダメージ?スウェーデン研究

 睡眠は脳細胞の健康に良いことを示すさらなる証拠を発見したという論文が先月31日、米学術専門誌「スリープ(Sleep)」に掲載された。

?スウェーデンのウプサラ大学(Uppsala University)の研究チームは、健康なボランティア15人を集めて2つのグループに分け、一方のグループには一晩徹夜させ、もう一方には8時間の睡眠を取らせた。

?ボランティアの血液を調べたところ、眠らなかったグループの血液には「神経特異エノラーゼ(NSE)」と「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」と呼ばれる物質が約20%増加していることが分かった。

?神経科学者のクリスチャン・ベネディクト(Christian Benedict)氏は「これらの脳分子は通常、脳損傷の際に血液中で増加する」と説明。「睡眠不足は神経変性を促進するのかもしれない。十分な睡眠は、脳の健康維持に不可欠なのかもしれない」

?昨年10月には米科学誌サイエンス(Science)に、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされているアミロイドベータというタンパク質などの老廃物が、睡眠時に脳細胞からよく排出されることを明らかにした論文が発表されている。【1月3日 AFP】

眠ることで、脳の老廃物が排出され、疾患を防いでいるという

研究論文が発表されたようです。

睡眠の重要性を改めて知ることが出来る研究報告ですね。

ご参考にどうぞ。


脳の老廃物排出、就寝後にスピードアップ

 眠りに入った後の脳は、施設の照明が消えた後に清掃員が廊下の掃除を始めるようなもの──就寝後の脳内に起きる大きな変化により、老廃物が排出され、疾患を防いでいるとする研究論文が17日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

?研究論文は、なぜ人間が人生の約3分の1を寝て過ごすのかという問いに対する新たな答えを提供するもので、また睡眠が認知症や神経疾患などの治療に役立つ可能性についても触れている。

?ネズミを使った実験で研究者らは、脳細胞にたまった老廃物がどのようにして脳内血管を通じて循環系から肝臓へと排出されるのかを調べた。これらの老廃物には、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされているアミロイドベータと呼ばれるタンパク質が含まれている。

?脳内老廃物は、脳脊髄液が脳組織を循環することで排出されるが、そのスピードは就寝中に増加する。就寝中は脳細胞が約60%収縮するため、脳脊髄液がより速く、より自由に脳内を流れるためだ。

?脳内老廃物の排出は「グリンパティック系」と呼ばれる循環システムで起こる。この循環システムは、目が覚めている時よりも寝ている間にその活動量が約10倍になるとみられている。

?研究を主導したロチェスター大学医療センター(University of Rochester Medical Center)のマイケン・ネーデルガード(Maiken Nedergaard)氏は「脳が自由に使えるエネルギーには限界がある。ハウスパーティーを開く家の主に例えると、来客を楽しませることと、(散らかった)家をきれいにすることを同時にできないようなものだ」と述べた。

?米国立衛生研究所(US National Institutes of Health、NIH)から支援を受けた今回の研究には、共著者にオレゴン健康科学大学(Oregon Health and Science University)とニューヨーク大学(New York University)の研究者らが名を連ねている。【10月19日 AFP】

睡眠の取り過ぎや不足が、健康に与える影響については、

これまでにも、様々な研究結果が発表されていますが、

心疾患や糖尿病などの慢性疾患にも関与していることが

新たに報告されたようです。ご参考にどうぞ。

不健康な睡眠が慢性疾患に関連

睡眠の不足や取り過ぎが、心疾患や糖尿病などの慢性疾患に関連していることが新たな研究で示された。

米国睡眠医学会(AASM)のSafwan Badr師は、「長時間眠っていても必ずしも良好な睡眠を取っているとはいえない。睡眠の質と量がいずれも健康に影響を及ぼすことを理解する必要がある。いつ、どのように眠るかは、何を食べ、どのような運動をするかと同じくらい重要」と述べている。睡眠による健康効果を得るためには、成人は毎晩7~9時間睡眠を取ることを目標とすべきであると、Badr氏は述べている。

「Sleep」10月号に掲載された今回の研究は、米国14州に在住する45歳以上の5万4,000人強の被験者を対象とした。約3分の1はショートスリーパー(1日の睡眠時間が6時間未満)、4%はロングスリーパー(10時間以上)であり、64%は最適な睡眠時間(7~9時間)だった。最適睡眠時間群に比べ、ショートスリーパー群は心疾患、脳卒中、糖尿病、肥満、頻繁な精神的苦痛を有する比率が高かった。ロングスリーパーにも同じ特徴がみられ、心疾患、脳卒中、糖尿病との間にはさらに強い関連がみられた。

研究共著者の1人である米国疾病管理予防センター(CDC)のJanet Croft氏は、不健康な睡眠時間と慢性疾患の関連の一部は、頻繁な精神的苦痛と肥満により説明できる部分があると述べている。「医師は慢性疾患患者の睡眠の状況に加えて、精神面での健康状態と体重を監視することを検討すべきであることが示唆される」と、同氏は指摘する。

Badr氏によると、睡眠時無呼吸や不眠症などの睡眠障害は、慢性疾患患者に頻繁に発生し、深く眠る能力を妨げることがあるという。「そのため、目覚めたときに疲労を感じる場合は、睡眠専門医に相談して問題がないかを確認する必要がある。睡眠障害と診断されれば、治療を受けることによって疾患の症状や生活の質を大幅に改善できる可能性がある」と、同氏は説明している。(HealthDay News 10月4日)

本日の気になるニュースです。

月の満ち欠けが、人体に影響を与えるという説は昔からあり、

そういった理論を提唱している学者もいる反面、

気分や精神状態には影響を与えないと言っている学者もいたりと、

因果関係ははっきりわかっていないようですが、なかなか興味深いですね。

ご参考にどうぞ。


満月は不眠を誘う、実験で確認 スイス研究

 満月の夜には、たとえ月を見ていなくても熟睡できないということが、スイスの研究者らによって確認された。米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)オンライン版に25日に発表された研究結果によると、満月の夜には人は寝付きが悪くなり、睡眠時間も短くなるという。

 研究チームは、月の周期について一切知らせない状態でボランティア33人に睡眠研究所で寝てもらい、新月と満月の夜、計2晩の睡眠状況を観察した。すると、満月の夜の平均睡眠時間は新月の夜よりも19分少なく、眠りに就くまでにかかる時間は平均で5分長かった。

 スイス・バーゼル大学(Basel University)精神科病院のChristian Cajochen博士は、「月を実際に目で見ることができず、その日の満ち欠けの状態を認識していない場合でも、月の周期は人間の睡眠に影響を及ぼしているようだ」と述べている。

 満月の夜の睡眠について、ボランティアらはしっかりした休息が取れなかったと報告している。研究ではまた、覚醒と睡眠を切り替えるホルモン物質であるメラトニンの量が、満月の夜には少ないことも示された。

 今後さらに研究を進めれば、月が人間の気分や精神状態に及ぼす影響が測定できるかどうかも分かるかもしれないと研究チームは期待している。【7月26日 AFP】

目覚まし時計に頼らず、自発的に目覚めると、

朝だけでなく、昼間の覚醒度も上がるという研究結果が出たそうです。

私は、目覚まし時計でも、なかなか起きられないのですが…(苦笑)。

「起きる時間を強く意識する訓練を1週間続けると、

 8割が目標時刻の前後30分以内で目覚めることができた」

という研究結果もあるようなので、一週間、頑張ってみようかなぁ。


まぁ、本当の意味で深い眠りに入れた後は、

活動モードへの切り替わりに時間を要するもの。

そう、幼い子供の寝起きのように。


目覚まし時計頼るな…自発的目覚めは頭スッキリ

 目覚まし時計に頼らず、朝起きる時間を意識して自発的に目覚めると、朝だけでなく昼の覚醒度も上がることが、国立精神・神経医療研究センターの池田大樹研究員の研究でわかった。

 27日から秋田市で始まる日本睡眠学会で発表する。

 池田さんは、15人の男性(平均年齢41歳)に目覚まし時計を使う場合と使わない場合で、5時間の短めの睡眠をそれぞれ4日連続でとってもらい、数字に反応してボタンを押す簡単なテストで覚醒度を比較した。その結果、寝不足がたまった4日目では、起きる時間を意識して自発的に目覚めた方が、テストの反応時間が朝で12%、眠気が強まる午後2時で20%短く、覚醒度が高かった。自身で感じる眠気には差がなかった。

 池田さんの過去の研究では、起きる時間を強く意識する訓練を1週間続けると、8割が目標時刻の前後30分以内で目覚めることができた。

 池田さんは「十分な睡眠を取るのが一番良いが、取れない場合も、起きる時間を意識して自発的に目覚めることで、覚醒度を高めることができる。目覚まし時計に頼らない生活を試してほしい」と話す。(読売新聞:6月23日(日))