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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

2005/07 |  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 2005/09

先日、メールで相談があった内容から。
重度の変形性膝関節症と診断され、人工関節手術をすすめられたが、手術はあまり気乗りしないというもの。

変形性~というものは、一般に関節に骨棘(こつきょく)というトゲができてしまうというものですね。
この骨棘、関節への偏った体重負荷などが継続されることで形成されますが、何故出来てしまうかというと、それは関節の安定性を保つためという側面があるようです。
骨棘というストッパーを作ることで、偏った体重負荷に対して、グラグラしないようにという役割をするそうなんです。
もちろん、形成過程においては、他の要素もありますが、骨棘による安定性確保という観点は意外に理解されていないように思います。
関節の変形とというと老化現象の一つといわれますが、変形もある程度進行すると、そこでストップします。これは老化現象に歯止めがかかった?・・・ということではなくて
骨棘ストッパーで変形を助長させるような負荷に対して安定性をもって対抗できるようになったというだけのようですね。

さて、人工関節手術に関しては、手術後の負担があまりに大きいので個人的には、勧めたくないですね。
手術経験のある方々からの話によると、手術前には、お医者さんも術後の経過見込みなどを説明されますが、患者さん本人がいまいちピンとこないまま手術をむかえるというケースが多いようですね。
たいていの場合、手術後は杖を使った歩行が続き、正座もできなくなるようです。順調に回復して杖なしで歩行可能になっても、手術部位のうずきや関節可動域の低下による新たな悩みがでてくるようです。
ま~このあたりは、術前にお医者さんも説明しているところですけど、変形した関節を取り替えて、すべてまるく治まるというものではないんですよね。
関節をかえても、使い方や習慣が同じであれば、結局一緒ですしね。

というわけで、手術の必要性についてなど他の医師へのセカンドオピニオンをうけてみる運びになりました。
ここに通院してもらうという選択肢もなかったわけではないのですが、お住まいが和歌山県ということでしたので。