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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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痛み

[痛みの定義]

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。
       
      


1986年に国際疼痛学会が「痛み」をこのように定義しました。

「痛みって何だ!」っていうことへの答えは、「個人的な体験だ」と言うことになるようです。


つまり、X線写真やMRIなどで特別異常が見当たらなくても、患者さんが「痛い」といったら、それが「痛み」であるということですね。
原因はそれぞれであれ、「痛み」という生理的な反応は存在しているということなんです。

それを『個人的な体験』である「痛み」を画像での診断に依存していて、構造的な問題がないと安易に「心の問題」とか「痛いはずはない」ってあんまりですよね。

緊急を要する必要のない症状、状態であっても「心の問題」というレッテルを貼られた患者さんの抱えるストレスは大きいものですから。


ところで、痛みを生理学的に分類すると、侵害受容性疼痛、神経因性疼痛、心因性疼痛に分けられるそうです。

ということは、痛みを評価する場合には、上記3つに基づいてされなくてはならないということですよね。

「痛み」が生理学で分類されているわけですから、せめて3つのうちのどのタイプなのかだけでも評価できるのでは? と思いますが、いかがなものでしょう。
何か一つが明らかになれば、そこから打開策って見つかるし、患者さんの気持ちも症状解消に向かって前向きになれると思うんですけど。



ちなみに、我々のところにいらっしゃる方々が訴える「痛み」のほとんどは、侵害受容性疼痛です。