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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

2006/01 |  12345678910111213141516171819202122232425262728 | 2006/03

昨日に続き、運動~身体を使う~ことの効用について。

加齢による記憶障害には運動が有効
〔ワシントン〕 ソーク生物学研究所(カリフォルニア州ラホヤ)のFred H. Gage博士らは,マウスによる実験で,自発的な運動により高齢でも新たな課題を学習し脳内情報伝達神経が活性化されたと,Journal of Neuroscience(2005; 25: 8680-8685)に発表した。
神経発生の研究に新たな指針
 筆頭研究者で同研究所のHenriette van Praag博士は「今回の所見は,運動を始めるのに遅過ぎることはないことを示しており,運動をすれば,加齢による記憶障害の発症を遅らせるようだ」と述べている。
 神経発生と知能が低下するのは,通常の加齢によるものである。これに関して,Gage博士らは,ヒトの高齢者に相当する月齢19か月のマウスを用いた実験を行った。その結果,19か月のマウスは 1 か月間回転車で運動すると,新しい神経の増加が若齢だが不活発なマウスの50%になった。なお,この神経は若齢マウスのものと機能的に同等であった。
 同博士らは,すべてのマウス群のなかで神経発生が最も顕著であったのは運動した若齢マウスであったとし,「走ることを早期に始めることにより,認知機能が大幅に維持できたと考えられる」と報告している。
 高齢マウスが課題を学習できたのは単に健康であったためなのか,それとも脳機能が実際に向上したためなのか。同博士らはこれらの点について考察しているが,新たな神経の発達が,学習と記憶の能力に及ぼす効果の大きさについては,さらなる研究が必要としている。
 しかし,イリノイ大学(シカゴ)のBill Greenough博士は,この研究について「認知機能を神経発生に関連付けた有意義な研究で,重要な知見が得られた」と評価している。
 また,ニュージャージー医科歯科大学(ニュージャージー州ニューアーク)のIra Black博士も,この研究により,どの脳信号が運動効果に関与するのかや,脳の記憶部位における神経発生と学習との関係など,加齢と精神保健に関して,今後有望な研究分野が示されたと評価し,「これらの知見は,環境因子と脳機能との統合に有用で,高齢者の学習についての研究の新たな方向を示している」と述べている。[2006年1月26日 (VOL.39 NO.4) p.38]


身体を使いましょう!
それはいくつになってもです。
「もう年だから」
年齢を重ねると、ついつい言いたくなってしまうこの一言。
知らず知らず使い始めている自分もそこに居たりする訳ですが、今日からやめることにしよう。