FC2ブログ
「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

2006/01 |  12345678910111213141516171819202122232425262728 | 2006/03

本日の注目記事より。

体内時計の遺伝子、朝の作動が重要…理研チームが発表

 ほぼ24時間周期のリズムを刻んでいる哺乳(ほにゅう)類の「体内時計」は、異なる時間に働く16個の時計遺伝子によって制御されているが、朝に働く遺伝子のオン・オフ(活性・停止)が正常に作動しないと、周期リズムが消滅してしまうことを、理化学研究所などの研究チームが突き止めた。

 睡眠障害などの治療薬開発につながる成果で、12日付の専門誌「ネイチャー・ジェネティクス」電子版に発表された。

 16個の時計遺伝子のうち9個は、朝の時間帯に働く。同研究所発生・再生科学総合研究センターの上田泰己チームリーダーらはこれまでの動物実験で、「朝型」遺伝子を働かなくすると、昼や夜に働く時計遺伝子にも影響し、細胞全体の周期リズムが消えてしまうことを確認している。

 今回、同センターと米スクリプス研究所は、朝型の時計遺伝子が常に働いている状態にして影響を調べた。

 その結果、この場合も細胞の周期リズムが消えることが判明。研究チームは、朝型の時計遺伝子の「オン」「オフ」の正常な切り替えが、細胞の周期リズムを保つうえで非常に重要であると結論付けた。

 体内時計の複雑な仕組みの解明は、睡眠障害の診断や治療薬開発などにつながると期待されている。(読売新聞)


一日は24時間。
しかし、人間が本来持っている1日の単位は25時間。
この1時間のズレを補正するうえで重要なポイントが体内時計。

その体内時計の中枢は、直径わずか1ミリほどの視交叉上核というところにあって、その時計は眼から入る強い光が入ることにより、3~8ミリほどの松果体というところに、その情報を送ります。
すると、松果体からメラトニンというホルモンが分泌されます。

このメラトニンというホルモン、「暗闇のホルモン」とも「時計ホルモン」とも呼ばれ、分泌から約14時間後に睡眠を促す作用があるといわれています。以前、アメリカでは不眠に悩む方がサプリメントとして摂取し、それが解消されたことや、男性の性機能の回復にも効果があったこことなどから、かなりのブームになったとも聞きます。

私達は、深夜でも灯りが煌々と灯った中で、1日中強い光の中で生活をしています。
本来備わっている体内時計は、元々は太陽の光に同調して働くようにプログラムされています。朝、太陽が昇り始め、その朝日を浴びることによって、メラトニンが分泌され、1時間の誤差をリセットします。
このリセットがなされないと、体内時計の狂いが生じ、睡眠はもとより、体温リズムなどにも狂いを生じさせ、自律神経の不調などさまざまな愁訴を引き起こします。

記事にあるような朝型遺伝子のスイッチをオンに入れる刺激は、太陽光にあることは、間違いないと思われます。

異常はないんだけどなんとなく身体の調子が悪いという方や、不眠気味の方、夜型の生活をされている方などは特に、うまく太陽光を浴びながら体内時計を正常に機能させたいものですね。