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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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ある来院者の方との会話から。

その方の高校生の息子さんが、足首のちょっと上辺りに痛みを感じたのが、1ヵ月半前。
部活でバスケットボールをしていて、リバウンドの着地の際に、ビーンと響きを感じ、症状が起こったとのこと。

病院にも行き、「おそらく疲労によるものでしょう。湿布を張りながら様子を見てください」との診断で、湿布を張ったりしながら安静にしていたそうですが、痛みが引かず、近くの接骨院へ。
ここで電機治療などを受けても症状は変わらず。

という内容の相談を受けたのが、数日前なんです。


その時、発症の経緯や症状などから推測して、「疲労骨折かも・・・」なんて思ったもんですから、もう一度病院へ行くことを勧めました。X線写真は1ヵ月半前に撮ったきりですからね。

再度、病院へ行き検査をしてみると、無事に(?)「疲労骨折」と判明。
原因もはっきりしないまま過ごしてきた不安も解消されたようで、この息子さんも、そして相談くださったお母さんも一安心。

という報告を本日受けたわけなんです。よかったですね。



疲労骨折というのは、同じ部位に同じ刺激が繰り返されることによっておこります。

疲労骨折の好発部位は脛骨という、すねにある骨ですが、意外と診断が不正確なまま、治療が遅れてしまうというケースが多いんです。

というのも、痛みがはっきりしないことが多かったり、多少我慢すれば、運動が出来てしまったり、発症直後は、X線写真に写りにくい(疲労骨折は発生から2週間から3週間くらい経たないと、一般的なX線写真には写らないようです)、などがその理由のようです。

最初のお医者さんが誤診したのかというと、必ずしもそうではなくて、疲労骨折は発生直後にはX線写真に写らないので、経過を見ましょうということだったのでしょう。
もちろん、痛みが鈍痛であったりすると、本人もそのままやり過ごしてしまうことが多く、検査するのが遅くなったりして、治療が遅れてしまうということもあります。

疲労骨折などの骨折は「振動」に対して敏感です。
ですから患部にではなく踵に対して振動を与えてみることで鑑別できることも多いのです。

X線写真がすぐに撮れない状況で~例えばスポーツの現場など~では、こういう方法で評価することもあるんです(もちろんその後、医師の診察は受けますけど)。

知っておくと何かの参考になるかもしれませんね。