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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
今日は朝から雪模様。
ようやく盛岡の街並みも雪景色に。

ところで昨日、体液循環と睡眠の記事を取り上げましたが、循環つながりということで、尾骨と脳脊髄液循環について。

というのも、昨日スキーでしりもちをついてから、ずっと頭痛が続いているという方が来院されたものですから。(病院での検査では、とくに異常所見なし。)



アプレジャーというドクターの著書で、『もうひとりのあなた』というものがあります。頭蓋仙骨治療の入門書のようなもので、この療法を行っている施術者は、おそらくみんな知っているはずの有名な書籍です。
この中で、サルを使った動物実験についての記述があります。



サルの尾骨を通してわずか15g程度の圧をあたえる。
すると脳内にある脳脊髄液のポンプが止まることが確認できた。



これは、サルを使って、脳の硬膜とくも膜の間を流れる脳脊髄液の循環メカニズムを知るための実験。
脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、さらに正常に機能させるための栄養代謝かで行っています。
脳内で産生された脳脊髄液は、硬膜とくも膜の間を通り仙骨まで到達すると、再び上行して脳へ戻っていきます。
その脳脊髄液が、わずか15g程度の圧である一定方向に押すだけで、
脳内の脳脊髄液を頭部から仙骨まで運べなくなってしまうのです。

その結果、頭痛や腰痛、自律神経失調症などさまざまな症状が出現します。

実際に人の尾骨で試すと、患者さんの尾骨を前に押してみると頭痛が出現。後ろに戻すとその頭痛が消えます。
これももちろん、わずか15g程度の圧で、ですよ。

これは、脳脊髄液を押し出すポンプが止められ、脳内に脳脊髄液がたまり、脳内圧が過剰にあがったために頭痛が生じるというもの。
後ろに戻すとその頭痛が消えるのは、脳脊髄液が正常に流れるようポンプが作動しだしたためとと考えられています。

たかが尾骨、されど尾骨。


尾骨は、尻尾の名残ですから、カラダのバランサーとしての役割を持つ一方で、このように循環にも大きな影響力を持ちます。



今回来院された方も、尾骨を軽ーく刺激し、解放方向へ誘導すると、頭スッキリ、カラダぽかぽか。
お見事!!



仰向けで寝て、尾骨が当たる
堅いところに座ると尾骨が当たる


という方は、脳脊髄液循環に影響が出やすいので、早めに整えた方が得策ですよ。