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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
来院された方の関節やら筋肉やらに刺激を入れていくと、反応は様々ですが、ある種の反応が起こります。

大きく分けると、
「痛い(不快)」
「気持ちいい(快)」
「痛いけど気持ちいい(快)」
「くすぐったい(不快)」
と言ったところでしょうか。

まれに身体感覚が繊細な方の場合、痛みとは違う感覚を表現されます。
多くの方の場合には「痛い」という感覚で表現されるであろう刺激を、
「重くひびく」
とか
「だるいようにひびく」
と言った具合です。

こうした「ひびく」という感覚は、鍼灸の世界では、鍼を打つ際の効果的な反応のひとつとして認識されているようですが、手技療法の世界でも、施術効果(施術に対する反応)として有益な反応となります。
「ひびく」という反応は、鍼刺激をすると、対側の感覚野だけではなくて、前頭前野も賦活させるということが研究により報告されていて、前頭前野の賦活は自律神経系の反応にも大きく関わっていきます。
つまり、ひびきを感じると、脳に働きかけ、自律神経系の反応が引き出せるということになるわけです。



ちなみに、この「ひびく」という反応は、鍼の世界では「痛み」以外に
「だるいような感覚」
「しびれるような感覚」
「張る感覚(腫れぼったい感覚)」
「重たいような感覚」
の4種類あるとされているようです。
どうやら、単に「ひびく~」という感覚を確認出来ればOKということではないらしいですね。
この「ひびき」の感覚のちがいが、それぞれに異なった作用、効果を持つともいわれているようなんです。

こうした「ひびきの感覚」の違いを、施術者が意図的に起こしているのか、患者さんの状態によって自然に起こってくるのかなど、もう少し調べてみたいところですが、もし、それぞれの感覚の起こし方を施術者の技法によって使い分けられるのであれば、施術がさらに面白くなりそうです。
もうちょっと研究してみよう。