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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
足に力が入らないという女性。
病院では「特別異常がない。疲れでしょう」と診断されたようで、温泉に行ったり、疲労回復に努めたものの、いっこうに症状が改善しないので、来院されたことがある友人の紹介で当院へ。

カラダの状態を一通りチェックすると、スネの外にある長腓骨筋、短腓骨筋に力が入っていないようでした。これらの筋肉は、足首の外返しを中心に、足首を伸ばす(つま先を伸ばす)働きも補助的にします。
足に力が入らない要因は、ここが引き金のようでした。

脚に分布している坐骨神経からは、総腓骨神経という神経が枝分かれしますが、ここからさらに浅腓骨神経と深腓骨神経とに分かれます。
このうち、浅腓骨神経が長腓骨筋、短腓骨筋を支配していますから、この神経を賦活させるアプローチを中心に行いました。
施術後、70~80%ぐらいの回復が得られました。(本人の申告)
筋力の発揮のされ方もかなり改善できたようで、まずは最低限の結果が出せたようです。
次回の施術までの間に、アドバイスしたセルフケアを行っていただくことで、かなり状態も安定するのではないでしょうか。


ちなみに浅腓骨神経の状態はこんな方法でチェックできます。
不調のある足首を固定した状態で、検査者が足の親指の付け根を足裏側から押さえて軽く圧をかけます。
この状態で、足を底屈(つま先を伸ばす)方向に動かしてもらうと、浅腓骨神経にトラブルがある場合、足の外側だけが底屈して内側にはその運動が感じられません。
比較的簡単な方法なのですが、こうしてチェックするだけで、不調の状態が見えてくるものなのです。