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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
痛みについての研究がすすむのは、私たち施術家にとっても嬉しい限り。
こうした研究の情報をもとにさらに施術研究に励みたいと思います。


末梢神経障害の痛みの有無にサイトカインの発現の違いが関係

 末梢神経障害は痛みを伴うことが多いが,痛みがない場合もある。この違いには血中のサイトカインのプロフィールが関係しているようだと,ドイツのグループがNeurologyの 7 月 3 日号に発表した。
 末梢神経障害における痛みの有無とサイトカイン発現との関連を検討する目的で,痛みのある末梢神経障害患者32例,痛みのない末梢神経患者20例,健常なコントロール38例を対象に,炎症性サイトカインのインターロイキン(IL)-2,腫瘍壊死因子(TNF)α,抗炎症性サイトカインのIL- 4 とIL-10の血中mRNAと蛋白発現レベルを分析した。
 痛みのある末梢神経障害患者は,コントロールおよび痛みのない患者と比べ,IL-2とTNFαのmRNA,蛋白発現レベルが約 2 倍高かった。対照的に,IL-10のmRNA発現レベルは痛みのない患者が,痛みのある患者とコントロールの約 2 倍を示した。IL-4蛋白の発現はコントロールと比べ,痛みのない患者で20倍,痛みのある患者で17倍高かった。
Üçeyler N, et al. Neurology 2007; 69: 42-49.
[Medical Tribune 2007年7月19日 (VOL.40 NO.29) p.57]