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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
ウエイトトレーニングが上手に出来る方となかなかうまく効かせられない方とがいらっしゃいますが、今回は、上手に出来る方こそが陥りやすい弊害について。

日常生活において、何か重たいものを持つというような場面。
体を効率よく使って、最小限の出力で行おうとすると、物を持つ上で主として使用する腕や背筋などの筋肉のほかに、下肢の筋等も動員した方が、各部位への負担が減り、結果、最小限の労力で目的を達成できます。
カラダ全体の連係を駆使して行ったほうが、負担も少なくて良いわけです。

ところで、ウエイトトレーニングを行う場合には、鍛えたい部位の筋肉に意識を集中させて、可能な限り、他の部位を筋肉の参加を抑えてトレーニングしていきます。
こうすることで、鍛えたい部位の筋肉に効果的に負荷を与えることが出来るわけです。
つまり、ウエイトトレーニングで上手に狙った筋肉に負荷を与えることが出来る方と言うのは、筋肉同士の連係作用を使わずに、局所をある意味独立させて使うことが出来る方、と言うことになるわけです。

このように、カラダの各部位を独立させて(連係させずに)使うことに慣れ過ぎてしまうと、上記のような日常生活の場面での重いものを持つという行為においても、体全体を連係させた効率のよい(負担の少ない)使い方というのが、行いにくくなってしまいます。

筋力がある程度備わっているので、それもその瞬間瞬間ではそれほどたいしたことがない影響となりますから、本人は気にも留めないことが多いのですが、それが反復されたりすると、如実にその負担はカラダにダメージを与えます。

スポーツ選手が、ウエイトトレーニングをするようになってパフォーマンスが落ちた、という場合のひとつの要因にも、トレーニングでの連係させない使い方への慣れが、競技においてマイナスになってしまうことがあるのです。

ウエイトトレーニングで、各部位を独立させて鍛えた後には、それらを上手に連携させて使えるエクササイズまで行うことが大切です。