FC2ブログ
「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
椎間板ヘルニアになりやすい遺伝子変異が発見されたようです。
遺伝子変異があることでの椎間板ヘルニアになりやすいリスクは約1・4倍。
この数字、微妙・・・

近年、無症候性の椎間板ヘルニアに関連して、多くの研究結果が報告されていますが、「椎間板ヘルニア」と「痛みという症状」は必ずしもイコールのものではないようです。
椎間板ヘルニアがあることで起こる「筋・筋膜性疼痛症(MPS)」が主役とする説が多く聞かれるようになりました。

自らの臨床経験なども含めて考えると、この説に大いに共感できるところですが、少なくても日本国内でこのような考えを持っていらっしゃる医師の方は、まだまだ少ないと聞きます。

「症状が無くなればそれでよい」という考えもありますが、椎間板ヘルニアと痛み症状との関連は、実際のところはどうなんでしょうね。



理研と慶大が発見 椎間板ヘルニアになりやすい遺伝子変異

理化学研究所は2日、慶応大学医学部整形外科と協力し、腰椎の椎間板(ついかんばん)ヘルニアになりやすい遺伝子変異を発見したと発表した。椎間板に多く発現する「COL11A1」遺伝子のある1塩基が変異した「1塩基多型(SNP)」を持つ人は、椎間板ヘルニアに約1・4倍なりやすかった。

 椎間板ヘルニアは、椎間板の変性によって生じ、青壮年の腰痛や座骨神経痛の最大の原因となっている。COL11A1は、11型コラーゲンを構成する遺伝子の一つで、11型コラーゲンの異常は脊椎(せきつい)の変形を引き起こすことが知られていた。

 研究グループは、日本人の椎間板ヘルニア患者のCOL11A1遺伝子を調べたところ、あるSNPに非常に強い相関関係が見つかった。このSNPを持っている人は、持たない人に比べて椎間板ヘルニアになりやすかった。

 SNPによって、COL11A1遺伝子の転写量が3分の2程度に低下。11型コラーゲンは通常、椎間板の変性を防ぐ役割をしているが、SNPを持つ人はそれが減った分だけ11型コラーゲンが減り、椎間板ヘルニアになりやすくなると考えられるという。

 この研究成果は米国科学雑誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティックス」の12月号に掲載される。

(10月3日 フジサンケイ ビジネスアイ)