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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
「疲れた時のこの1本」

これから年末にかけて、忙しく慌ただしい日々が続いて行く中で、元気回復に、気軽に手を伸ばしてしまう栄養ドリンク。

最近ではコンビニでも買えますから、習慣的に飲んでいる方も多いのでは?



エナジードリンクが血圧上昇のリスク高める

エナジードリンク(栄養ドリンク)が血圧上昇や心拍数増大を引き起こし、高血圧や心疾患のある人の健康にリスクが生じる可能性のあることが、新しい研究によって明らかにされた。研究者らは、人気の高いエナジードリンク2缶で、健康な成人で血圧上昇と心拍数増大が認められたとしている。
今回の研究は、米ウェインWayne州立大学(デトロイト)のJames Kalus氏らが成人健常者(平均年齢26歳)を対象に実施したもの。研究の結果、エナジードリンクを摂取後、数時間以内に、被験者の収縮期血圧(最大血圧)は9.6%、拡張期血圧(最小血圧)は7.8%上昇した。また、心拍数は11%増大した。同様の結果は座って映画を見ている場合でも認められた。

Kalus氏は、被験者が血圧の低い健常者であったことに言及し、「心拍数増加と血圧上昇は急激に生じたというわけではないが、降圧薬を服用している人や心血管疾患がある人の場合、その反応は異なる可能性がある」と述べている。

同氏は、エナジードリンクは集中力を高め、覚醒作用を有するが、心疾患の危険因子(リスクファクター)がある人では有害な反応を引き起こす可能性があることを指摘し、「ほとんどのエナジードリンクには高濃度のカフェインと、タウリンというアミノ酸が含まれており、どちらも心機能や血圧に影響を及ぼすことがわかっている」と説明する。

また、同氏らは、エナジードリンクが注意力を高める成分を含んでいないスポーツドリンクとは別ものであると述べ、注意を促している。この知見は、米フロリダ州オーランドで開催された米国心臓協会(AHA)年次集会で発表された。
(HealthDay News 11月6日)


ほとんどのエナジードリンク(栄養ドリンク)には高濃度のカフェインと、タウリンというアミノ酸が含まれていて、どちらも心機能や血圧に影響を及ぼすことがわかっていますから、記事にあるように高血圧の方や心疾患を持っていらっしゃる方は注意が必要ですね。

栄養ドリンクは、あくまで交感神経(自律神経の活動モード)の働きを促進させているだけで、疲労を根本から解消してくれているわけではありません。
疲労の根本的解消には睡眠が必要ですから、栄養ドリンク片手に頑張るのは、疲れたカラダに鞭を打っているわけです。

栄養ドリンクは、ここをなんとか乗り切らなくてはいけない、という場面では大きな力を貸してくれますが、鞭打ったカラダを休めてあげる「ゆとりの時間」を、うまく作りたいものですね。

高血圧などではない方でも、栄養ドリンクに依存しすぎないよう注意したいものです。