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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
来院されている方から、教えていただいた情報です。
文藝春秋2008・2に掲載された記事を抜粋します。


立花 人間の寿命の限界は120歳という話を色んな学者から聞いた覚えがありますが、あれはどうやってはじきだしたんでしょう。何かきちんとした根拠がある化学的算出方法で導き出したんだと聞いた覚えがあるんですが。

白澤 「DHEA」という性ホルモンを使った実験ですね。これは男性ホルモンや女性ホルモンのもとになっている副腎由来の性ホルモンですが、通常、年をとると低下するものなんです。そこで、その低下の具合を沢山の人からサンプリングすると、限界点が120歳になる。
茂木 ということは逆に、DHEA値が高い人は長生きすると言っていいんですか。
白澤 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学がおこなった「ボルチモア長期縦断研究」という有名な研究で、そういう結果が出ています。750人の男性を85歳から90歳まで追跡調査して、血液データを解析したところ、長生きの指標となる三つのバイオマーカーが明らかになった。すなわち「DHEA値が高い」「体温が低め」「インスリン値が低い」の三つを充たす人は長生きという結果が出たんです。最近、「体温を上げれば病気が治る」という本がやたらと出ていますが、どうも寿命に関してはその逆になっているようです。

立花隆×茂木健一郎×玄侑宗久(作家・臨済宗福聚寺副住職)白澤卓二(順天堂大学加齢制御医学講座教授)×大内尉義(東京大学加齢医学講座教授)/不老革命 「寿命100歳社会」を知の巨人たちが論じ尽くす―アンチエイジングの衝撃『文藝春秋2008・2』




長生きの指標の中で「体温が低め」という点について、非常に興味をひかれます。

とかく病気の誘発要因として「低体温」という問題がここのところクローズアップされてきていますが、長生きに関しては、逆のようで・・・

「病気をしない健康的な生活」と「長生き」の両立は難しいということなんでしょうけど、いったい、体温のコントロールはどのようにしたらよいのでしょうね。