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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
施術がひと段落して

「肩を動かしてみてください」

と声をかけ、動かしていただいたところ、

「あれっ?」

「それではこれで痛みを感じていた動作をどうぞ」

「あれっ?痛くない。おかしいなー。変だなー」

昨日の、後ろに引いた腕を前に動かすと肩に痛みが出るという男性の施術中のひとコマ。

長年(約5年ほど)痛みが続いていた肩の痛みが落ち着いた場面です。

痛みが出なくなってめでたし、というところなのですが、気になるのが

「おかしいなー」

という一言。

動かしても、肩に痛みが出なくなったことに無意識に出た言葉のようですが、これまで痛いのが当たり前になっていたため、痛くないということが「おかしい」と感じたようです。
痛くないのが普通で、痛い状態を「おかしい」と感じるのが一般的なはずのに、この痛みと長年付き合ってきたせいなのか、痛みがないのが「おかしい」「変だ」と・・・


そして、本日。
長年にわたって腰が痛むという女性。

施術が終わって、痛みが出ていた動作をしていただくと

「こうすると痛いはずのに、あれっ?おかしいなー」

昨日と同様に、痛くなくないことが「変だ」と感じて何度も動かしてみています。

「こうやって動かすと痛いのに、おかしい・・・」と首をかしげています。


痛くなくなった喜びよりも、痛みがないことに違和感を感じられた様子の二人。
同じようなリアクションが二日続けて見られたので、書いてみました。

こうすると決まって痛くなるというある種の決まり事から解放されると、それが不快な状態からの解放であったとしても、そこに違和感を感じるんですね。

これが、長年にわたって刷り込まれた「痛みの記憶」というヤツの断片なのかもしれません。

症状の慢性化は、こうした何とも腑に落ちないような反応を引きだしてしまうこともあるようですね。