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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
イスに座っている状態から立ち上がろうとすると、腰にピキッと痛みが走るという女性。
これまでの経緯などを、座った状態でうかがって、状態のチェックのため、一度立ち上がっていただくことに。
一度立ってしまえば大丈夫ということで、お辞儀することも出来るようです。

「それでは、申し訳ありませんが、ご自分のペースでかまいませんから、一度立ち上がってみてください」
私は、その様子を観察します。

「うっ! きました」と女性。


なるほど、その立ち上がり方、そもそも、その動きそのものに無理があるのでは?

痛みが来るのでは?という怖さから、立ち上がる時、腰から頭まで、床に対して垂直をキープしたまま、脚力だけで立ちあがっております。

本来、私達は立ち上がる際、やや前屈するようにして重心を移動させます。
そうすることで、スムーズな立ち上がり動作を可能にしているのです。

あらためて、座っていただいて、立ち上がる際の動きを説明。

「それでは、今話した感じで立ってみてください」

「立てた・・・  痛くなかったです」

痛みを誘発するポイントへの施術前でしたが、非常に無理のある、本来であればこの立ち方では立つことが困難な方法で立とうとしていましたので、それが引き金を引いていたようです。
腰に無理をかけないように、痛みが出ないようにという想いが、こんな不自然な動作に結びついたようですね。

腰方形筋、大腰筋バランスを整え、腰椎と股関節の調整をして施術そのものは終了。

起き上がって、ベッドから立ち上がる様子は、笑顔でごくごく自然に立っておりました。

迎えにきたご主人に、当初、この女性がしていた立ち方を真似てもらったところ。
「立てませんよ」といいながら悪戦苦闘。(結局立ちあがれませんでした)

「奥さん、かなりの脚力ですよ・・・」

苦笑いの彼女。




不調の時に限って、本来無理な動作法を、なぜかやってしまっていることってあるものです。