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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
男性の高ストレス状態が死亡リスク上昇に関連

心理的ストレスと死亡との間には性差が認められ,男性の高ストレス状態は死亡リスクの上昇と関係すると,デンマークのグループがAmerican Journal of Epidemiologyの9月1日号に発表した。
 同グループは,Copenhagen City Heart Studyに参加した男女1万2,128人を対象に1981~83年にストレスの強度と頻度を調査,2004年まで追跡してストレスの死亡への影響を評価した。
 補正後,ストレスレベルの高い男性は低ストレスの男性と比べて全死亡率が高く,ハザード比(HR)は1.32であった。男性の高ストレスは,呼吸器疾患による死亡(HR 1.79),外的死因による死亡(HR 3.07),自殺による死亡(HR 5.91)と強く関係していた。高ストレス状態は若年男性の虚血性心疾患による死亡リスク上昇(2.59倍)と関係していたが,高齢男性ではそうした相関は認められなかった。
 全体として,ストレスの影響は若年の健康な男性で最も顕著であった。女性では高ストレスの若年者でがんによる死亡率が低かった(HR 0.51)ことを除き,ストレスと死亡との間に明らかな関連はなかった。
[Medical Tribune 2008年9月18日(VOL.41 NO.38) p.43]



世の男性陣には、なんとも、注意が必要な研究報告です。

低ストレス状態と高ストレス状態とで健康への影響に大きな差があるだけでなく、男性と女性、若年者と高齢者とでも大きな開きがあるようですね。
これは、男性はナイーブ…というよりも、女性の方が、ストレス状態となったときでも、それを緩和・解消する術が上手だということでしょうか。

このご時世、ストレスを全く感じずに生活することは難しく、特に働き盛りの年代は、感じるストレスも相当なものだと思います。
今回の報告を警告と受け止めて、ストレスを出来るだけため込まず、ため込んだら早めに解消するよう心掛けるのが良いのかもしれませんね。

ただし、くれぐれも、ストレスを解消する方法を考えすぎて、それがストレスとならいないようにご注意を。