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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
筋トレ、脳老化予防にも良い

・ワシントン発

高齢者の認知機能を維持するために、筋力トレーニングなどの無酸素運動が有益である、と新しい研究で報告された。

転倒経験のある高齢男女が、転倒予防運動プログラムに参加した後、高次思考スキルに改善が認められた。「高齢者では、神経中枢の実行機能の損傷が、転倒することと関係している。」とUniversity of British Columbia(バンクーバー)のTeresa Liu-Ambrose博士は語る。

筋力トレーニングとバランストレーニングを実施した高齢男女が、6カ月後、実行機能に13%の改善をみせ、逆に、非トレーニング実施者では、実行機能が10%悪化した、と同博士研究チームは、医学誌「 Journal of the American Geriatrics Society」で報告している。

1年後、再び転倒したのは、43%(トレーニング実施者 )vs. 67%(非トレーニング実施者)であった。

今回のトレーニングプログラム参加者のうち28人は、家庭でできる筋力とバランストレーニングプログラムを実施している。これは、Otago Exercise Programと呼ばれ、州2回のウォーキングと膝、腰、足首の強化運動、そして後ろ歩き、横歩き、踵歩き、足指歩き、1本脚立ちなどのバランス強化運動が盛り込まれている。

今回のトレーニングプロラム参加者は、認知機能では改善をみせたが、その他の実行思考スキルでに有意な改善はみせなかった。

SOURCE: Journal of the American Geriatrics Society, October 2008

2008年10月14日 (Reuters Health)


そしてもう一つ。

ウェブ検索は中高年の脳を活性化する、米大研究

パソコンでのインターネット検索が中高年の脳を活性化するとの研究結果が、老年精神医学誌『American Journal of Geriatric Psychiatry』の最新号に掲載された。

 研究を行ったのは米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California in Los Angeles、UCLA)のチーム。研究の結果、ウェブ検索行為で脳中枢が活性化し、脳機能が刺激されるためとみられ、脳機能が向上する可能性があることも分かったという。

 実験は、神経学的に正常な55歳から76歳までの被験者24人を対象に行われた。被験者の半数はインターネット検索の経験があるグループ、残りの半数はネット検索の未経験者のグループだ。

 被験者は脳回路の変化を記録する機能的磁気共鳴画像(fMRI)診断装置を装着した状態で、ネット検索と読書を行った。その結果、ネット検索と読書の両方の行為で、全員に脳血流の変化がみられたが、ネット検索においては、検索経験者の脳血流変化は未経験者の2倍を記録した。さらに経験者グループでは、意思決定や論理思考をつかさどる脳の部位においても血流の活発化がみられた。

 このことから、ネット検索行為は神経回路に大きく影響するとの結論が導き出されたと、研究を主導したゲーリー・スモール(Gary Small)博士は話す。ただし、インターネットに慣れていることが前提だという。「ネット検索のように単純で日常的な行為が中高年の脳活動を向上させるということは、われわれの脳は年老いても学習し続ける能力があるということだ」
 
 今回の研究から、最新コンピューター技術がもたらす中高年への生理学的有効性が示唆されたと、スモール博士は期待を示す。またこの研究は、クロスワードパズルなど精神集中を持続させる複雑な活動が、脳の健康に効果的であることを新たに裏付けるものだという。【10月16日 AFP】



筋トレでは改善できない部分をWeb検索でカバー、といったところでしょうか。
どちらか一方だけでなく、身体と頭を両方使って、脳と身体の老化を共に予防する、というのが良いようですね。