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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
身体の体幹部分、骨盤や胴体を安定させる上で、

「腹直筋に依存しないことが大切です」という内容を

先日記載しましたが、その続きです。

体幹を安定させるために作用する筋肉群を

専門的には、「インナーユニット」と

「アウターユニット」とに分類しています。


インナーユニットとは、体幹のコアを形成する部分で、

上部が横隔膜、下部は骨盤底、腹横筋と多裂筋で構成されています。

インナーユニットは、上肢と下肢をつなぐ部分として、

動きの基礎となるところであり、

姿勢を維持する上で、

常に働き続けていなくてはならない重要な部分です。


一方、アウターユニットは、4つのグループに分かれていて、

後方斜めにを走行するグループ
 ・・・広背筋と反対側の大殿筋、介在部の胸背筋膜

前部を斜めに走行するグループ
 ・・・外腹斜筋、内腹斜筋、反対側の内転筋、介在部の前腹部の筋膜

外側を走行するグループ
 ・・・中殿筋、小殿筋、反対側の内転筋

深部を縦に走行するグループ
 ・・・脊柱起立筋、胸背筋膜深部層、仙結節靭帯、大腿二頭筋

に分類されます。



このように、

骨盤や胴体といった体幹を安定させるグループを並べてみても、

腹直筋は出てこないのです。


「姿勢をよくしたい」

「腰の安定感を高めて腰痛を予防したい」

という時に、

「腹筋が弱いせいだから、腹筋を鍛えなくちゃ」

と、クランチ運動などを頑張って

単純に、「腹直筋を鍛えていけばいい」

というわけではないんですよ。