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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
来院された女性との会話で、方言の話になりました。

この方も、私と同様に、一度東京に出た後に、

Uターンして盛岡に戻ってきたのですが、

地元を出てみてわかる言葉の感覚の違いというモノがあるようです。

今日の話の中で話題になったのが、

「書かさらない」

とか

「言わさらない」

といった表現。



例えば、標準語では、

「このペン、(インクが無くなって)書けない」

とか

「あの人に、一言、言ってやろうと思ったけど、言えなかった」

となると思いますが、

盛岡では、

「このペン、(インクが無くなって)書かさらない」

とか

「あの人に、一言、言ってやろうと思ったけど、言わさらなかった」

というように表現されます。

もちろん、盛岡人も、標準語のような表現も使いますが、

それは、それぞれの状況などによって、使い分けされているのです。



このような、標準的な動詞に「~されない」をつけ加えた表現は、

他県からいらした方からすると、どうにも耳慣れない表現で、

どこか違和感を感じるそうですね。



さて、来院者さんの中でも、その時の状況や自分自身の感覚の違いから、

「膝が、ちゃんと伸びない」と表現する場合と

「膝が、ちゃんと伸ばさらない」と表現する場合とがあります。

同様に、

「手に、力が入らない」と言う場合と

「手に、力が入らさらない」という場合とがあります。


これらの微妙なニュアンスの違いを、

ちゃんと感じ取ることも

我々の施術の第一歩なんですよね。


おそらく、地域に根差すというのは、

こういうことなのかもしれませんね。