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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
骨を丈夫にする栄養素と言えば、カルシウムではありますが、

女性の骨折のリスクについては、カルシウムの摂取量の影響は

どうやら、さほど大きくはないようです。

女性の骨折リスクへのCa摂取量の影響は小さい

 女性の骨折リスクにCa摂取量の多少はそれほど大きく影響しないようだと,スウェーデンのグループがBMJの5月28日号に発表した。

 同グループは,長期間のCa摂取とすべての骨折,大腿骨近位部骨折,骨粗鬆症との関係を検討した。対象は1987年にマンモグラフィ・コホートに登録された女性6万1,433例(1914〜48年生まれ)で,追跡期間は19年。そのうち,5,022例について骨粗鬆症の有無を評価した。追跡期間中,食物摂取頻度質問票による食事内容の評価を繰り返し行った。

 追跡期間中の初回の全骨折は1万4,738例(24%)で,うち3,871例(6%)が大腿骨近位部骨折であった。5,022例中1,012例(20%)が骨粗鬆症と診断された。

 解析の結果,1,000人年当たりの初回全骨折率はCa摂取最低五分位群が17.2,第3五分位群が14.0だった。多変量補正済みの第3五分位群に対する最低五分位群の全骨折ハザード比(HR)は1.18,大腿骨近位部骨折のHRは1.29,骨粗鬆症のオッズ比は1.47であった。

 ビタミンDの摂取が少ない場合は,Ca摂取最低五分位群の骨折率はさらに高くなった。一方,Ca摂取最高五分位群では全骨折と骨粗鬆症のリスクのさらなる低下は見られず,大腿骨近位部骨折率はむしろ高かった(HR 1.19)。 [2011年6月23日:Medical tribune(VOL.44 NO.25) p.54]