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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
当院にいらしている方の中で、

偶然なのか、

最近、朝食代わりに、

お手製フルーツジュースを飲んでいる

という方が多いようです。

というわけで、本日は、果物ネタを2本どうぞ。

果物が持っている作用はすごいですね。


リンゴの日常摂取で心疾患リスクが軽減

リンゴを毎日食べると心血管の健康によいことが新しい研究で明らかになり、米ワシントンD.C.で開催された「実験生物学(Experimental Biology)」会議で発表された。この研究は米フロリダ州立大学(タラハシー)のBahram Arjmandi氏らが行ったもので、米国農務省(USDA)により一部助成を受けている。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、コレステロール値に影響を及ぼす食品は多数あり、飽和脂肪、トランス脂肪、食品コレステロールを含む食品はコレステロール値を上昇させるが、オリーブ油など健康的な脂肪を含む食品はコレステロール値を低下させる。また、果物、野菜、全粒穀類などの繊維質の豊富な食品はコレステロール値を低下させるが、繊維質の少ない炭水化物はトリグリセリド(中性脂肪)値を上昇させ、HDL(高比重リポ蛋白[たんぱく])コレステロールを低下させる傾向があるという。

今回の研究では、45~65歳の女性160人を2群に割り付け、1群は干しリンゴ75g、もう一方の群は干しプルーンを1年間毎日摂取した。干しリンゴ1日分のカロリーは約240カロリー、リンゴ1個には約5gの食物繊維が含まれるという。その結果、干しリンゴを摂取した群は総コレステロールが14%減少、LDL(低比重リポ蛋白)コレステロールは約23%減少したほか、心疾患リスクの増大を示すとされるC反応性蛋白(CRP)および過酸化脂質値が有意に低下した。プルーンによる影響については、研究抄録では言及がなかった。

食事のカロリーが増加したにもかかわらず、リンゴ摂取群に体重の増加はみられず、平均3.3ポンド(約1.5キロ)の体重低下が認められた。米モンテフィオーレMontefioreメディカルセンター(ニューヨーク)の栄養士Jessica Shapiro氏は「食事にリンゴを追加することによって満腹感が維持された可能性が高い」と説明する。また、リンゴに含まれる繊維質やペクチンには不要なものを体外に排泄しやすくする働きがあるという。またリンゴには、抗酸化物質も多く含まれている。

乾燥によって一部の栄養素が損なわれる可能性が高いため、Shapiro氏は干しリンゴよりも生のリンゴを勧めている。ただし、遺伝的に高コレステロールになりやすい人は、食事の改善だけでは不十分であると同氏は指摘し、抗コレステロール薬などの服用薬は医師への相談なしに変更してはならないと助言している。1日に推奨される繊維質の摂取量は25~30gだが、急激に摂取を増やすと膨満感や腸にガスがたまる原因となるため、徐々に増やすのがよく、Shapiro氏は1日5gずつ増量するよう推奨している。(HealthDay News 4月12日)


ベリー類の摂取でパーキンソン病リスク低減

〔米ミネソタ州セントポール〕ハーバード大学公衆衛生学部(ボストン)のXiang Gao博士らは「ベリー類の摂取によってパーキンソン病(PD)の発症リスクが低減され,さらに男性ではリンゴやオレンジなどフラボノイド含有率の高い食品の摂取によって低減効果が高まる」との研究結果を米国神経学会(AAN)第63回年次集会で報告した。

フラボノイド含有食品に神経保護作用の可能性
 Gao博士らは,男性4万9,627例と女性8万171例を対象に,質問票とデータベースを用いて算出したフラボノイド摂取量と,PD発症リスクとの関係を分析。この研究には20~22年間に及ぶ追跡調査を伴っている。なお,フラボノイド摂取量に関しては,含有率が最も高い紅茶,ベリー類,リンゴ,赤ワイン,オレンジ(果物と果汁)を対象に,品目別に分析された。

 その結果,研究期間中にPDを発症したのは782例だった。そのうち,男性におけるフラボノイド摂取量の最高位20%では,最低位20%よりもPD発症率が約40%低かった。一方,女性ではフラボノイド摂取量とPD発症率との相関関係は認められなかった。しかし,フラボノイドに関するサブ解析によると,男女とも主にベリー類によるアントシアニンの習慣的な摂取と,PD発症率低下との間に有意な相関関係が認められた。

 同博士は「今回の研究は,フラボノイドとPD発症リスクとの相関関係についてヒトを対象に分析した初めてのものだ。今回の結果はフラボノイド,特にアントシアニンを含む一連の食物に,神経保護作用があることを示唆している」と述べている。
 なお,今回の研究は,米国立衛生研究所(NIH)の助成を受けた。[Medical Tribune:2011年4月21日(VOL.44 NO.16) p.47]