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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
塩分の摂り過ぎはもちろん良くはないのですが、

極端に減らす必要もないようです。

ご参考までに。

食塩制限が心疾患リスクを高める可能性が新しい研究で浮上

食塩の摂取を控えることにより血圧が降下する一方、コレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)、その他の心疾患のリスクファクター(危険因子)が増大することが新しい研究により示され、医学誌「American Journal of Hypertension(高血圧)」オンライン版に11月9日掲載された。この知見が長期的な健康にどのような影響を及ぼすのかは明らかにされていないが、「一般には食塩摂取について心配する必要はない」と、研究著者のデンマーク、コペンハーゲン大学病院のNiels Graudal博士は述べている。

数十年にわたり、医療専門家らはナトリウム摂取量を減らすことによって心疾患および脳卒中のリスクを軽減できると訴えてきた。米国の新しい食事ガイドラインでは、1日のナトリウム摂取量は2歳以上で2,300mg未満とされ、51歳以上の人、黒人および高血圧、糖尿病、慢性腎疾患リスクのある人は1,500mgに制限する必要があるとされている。また、米国心臓協会(AHA)はすべての米国人に1日1,500mgを推奨している。

一方、米国人の1日のナトリウム摂取量は平均3,400mgと推定され、基準を大幅に超えている。しかし、最近のヨーロッパの研究では、健常者ではナトリウム排泄量が低いと心臓関連死のリスクが高く、ナトリウム排泄量の高さと血圧および心疾患合併症のリスクの高さには関連がみられないことが示されている。

今回発表された研究は、高ナトリウム食と低ナトリウム食を比較した167件の研究データをレビューしたもの。食塩摂取量が少ないと、正常血圧または高血圧の白人、黒人およびアジア人に血圧降下が認められたが、それに伴いコレステロール、トリグリセリド、酵素レニン(血圧コントロールに関与)、ノルアドレナリンおよびアドレナリン(血圧および心拍数に影響)値の有意な増加がみられた。

これらの変動が長期的に心臓発作や脳卒中の増大をもたらすかどうかは、現時点では不明であるが、この知見は食塩摂取に対する感受性が人により異なるという問題を浮き彫りにするものである。「一般的には、これまでどおり食塩摂取を控える方が健康によいと考えられるが、それだけでは十分とは言えない。ミネラルの摂取や野菜中心の食事を心がけ、運動量を増やすなど、ライフスタイル(生活習慣)を節度あるものにする必要がある」と専門家らは助言している。(HealthDay News 11月9日)