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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
コーヒーは好きなので、毎日飲んでおりますが、

当然のことながら、飲み過ぎはよくないわけでして…。

コーヒー好きな方は、ご参考にどうぞ。


1日4杯のコーヒーで心不全を予防、10杯以上では逆効果

 コーヒーと心不全の関連についての報告は多いが、ほとんどの研究は科学的根拠を強く証明するものではない。米ハーバード大学医学部のElizabeth Mostofsky氏らは、質の高い研究のメタ解析※を行い、コーヒーを1日4杯飲むと心不全リスクが最小となるが、10杯以上ではリスクが上昇していたと、6月26日付の米医学誌「Circulation: Heart Failure」(電子版)に報告した。


1日4杯でリスク11%減
 Mostofsky氏らは、1996~2011年に発表されたコーヒー消費と心不全の関連についての研究を抽出。研究の質が高く、追跡期間が長い5研究(参加者14万220人、心不全発生6,522件)のメタ解析を行った。

 4研究はスウェーデン、1研究はフィンランドで行われたもので、これらの地域で消費されるコーヒーのほとんどはカフェイン入り。欧州ではコーヒー1杯の標準的な量は125~150ミリリットルと米国の標準量(250ミリリットル)より小さいが、米国のものより一般的に濃い。

 解析の結果、コーヒー消費と心不全の間にJ字型の関連が確認された。1日のコーヒーを消費が1杯未満の場合と比べた心不全リスクは、1~2杯未満で4%減、2~3杯未満で7%減、3~4杯未満で10%減と、飲む量が多いほどに低下。4~5杯未満(11%減)が最もリスクが低かったが、10~11杯未満では逆に1%増、11杯で3%増とリスクが上昇した。

 この関連は、性別や心筋梗塞、糖尿病にかかったことがあるかどうかで検証しても変わらなかった。また、年齢やBMI(肥満指数)、アルコール消費、喫煙などを調整していない1研究を除いた解析でも結果は同じだったという。

コーヒーによるさまざまな予防効果
 心不全の特に強い危険因子は、脂質異常症、肥満、加齢、血圧、糖尿病。Mostofsky氏らによると、カフェインは血圧を上げるものの、頻繁に取ることで耐性が生まれるという報告があるという。最近行われた別のメタ解析では、コーヒーを1日1~3杯消費すると高血圧のリスクが高まるが、4杯以上飲むとリスク増加がなくなることが報告されている。

 2型糖尿病については、頻繁に飲むことでリスクが低下するという一致したエビデンス(科学的根拠となる研究結果)があり、ほとんどの研究でコーヒー消費が多いほどリスクが低下することが示されている。また、1日2杯のコーヒーで肝硬変やうつ病を予防できるとの報告もあるようだ。

 今回の解析結果について、Mostofsky氏らは「米国の心不全予防ガイドライン(指針)はコーヒーの有害性を示唆しているが、改訂する必要があるかもしれない」と指摘している。(2012年7月3日:Medical Toribune)