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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
テレビやパソコン、スマートフォンなどは、

今や、仕事や日常生活には欠かせないものですが、

これらの液晶パネルから発せられるブルーライトが、

人体に与える影響は大きいようです。

まだ研究段階のようですが、眼精疲労の助長や、

睡眠障害引き起こす可能性があるとのこと。

ご参考にどうぞ。


ブルーライト LEDの普及が眼精疲労を助長?

発光ダイオード(LED)液晶ディスプレーのテレビやパソコン、スマートフォンなどの普及に伴い、ブルーライト(青色光)が及ぼす人体への影響が懸念されている。発光源の液晶画面を見続けることで、眼精疲労を助長したり黄斑変性症を進行させる可能性があるからだ。

 ブルーライトは、可視光線の中でも紫外線に近い380~495nmの波長の光で、高いエネルギーを持つ。散乱や回折する性質があり、ピントのズレや色のボケが生じやすく、瞳孔反応を過剰に誘発するなどして、赤色光や緑色光といった他の可視光線より眼精疲労を引き起こしやすいと考えられている。

 南青山アイクリニック東京の副院長である井手武氏は、眼鏡メーカーのジェイアイエヌと共同でブルーライトを約50%カットする眼鏡の装用時と非装用時における目の負荷を調べる2つの実験を実施。今年5月の第1回ブルーライト研究会で発表した。

 1つ目の実験では、裸眼で生活している男女22人を、ブルーライトカット眼鏡を装用した群11人と眼鏡のフレームだけを装用した群11人に分け、同じ内容のパソコン作業を2時間行ってもらい、眼精疲労の指標となるフリッカーテストを実施した。その結果、フレームのみの群ではフリッカー値が実験前の42.65から38.95に低下したのに対し、ブルーライトカット眼鏡の装用群では42.05から40.45への低下にとどまり、フレームのみの群で有意に眼精疲労が助長されていた。

 さらに、日本マイクロソフトの社員124人に、ブルーライトカット眼鏡を勤務時に4日間装着、翌週の4日間は未着用で作業してもらい、眼精疲労に関する14項目のアンケートに答えてもらった。すると、11項目でブルーライトカット眼鏡の装用時の方が有意に疲労が少ない結果となった。

 井手氏は、「ブルーライトをカットすることで網膜神経節細胞による瞳孔の過剰な調節反応が抑えられ、眼精疲労が軽減されたのではないか」と推測する。さらに同氏は、眼精疲労以外のブルーライトの影響として、網膜にダメージが蓄積しやすく黄斑変性症が進行する可能性があることも指摘する。

 ただし、「現状ではブルーライトが人体にどのような影響を与えているかを明確にしたデータは少ない」と国際医療福祉大三田病院眼科准教授の綾木雅彦氏。「確実に言えるのは、メラトニンの分泌に影響を及ぼし、夜間にブルーライトに曝露され続けると概日リズム(体内時計)が狂いやすくなり、うつ病や睡眠障害を引き起こす可能性があることだ」とも言う。

 現在、ブルーライトの人体への影響を調べるため、眼精疲労や睡眠障害に関する臨床研究が始められている。ブルーライト対策としては、現状では他の可視光線と同じく、パソコンなどの作業を行う際に瞳孔が無駄な運動をせずに済むようディスプレーの輝度を下げるなど、環境光との差をできるだけ緩和することが効果的なようだ。(10月2日:日経メディカルオンライン)