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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
高齢で耐糖能異常の可能性が高い人たちでは、

毎食後15分のウォーキングを1日3回行う方法で、

1日1回、45分間連続で行う運動法と

同等の血糖改善効果をもたらすようです。

1回15分ならば実践しやすいですね。



連続45分と15分を3回、どっちのウォーキングが効果的?
  血糖値の改善効果を比較―米研究


 有酸素運動について「連続で20分以上やらなければ効果が出ない」「いや、細切れにでも計20分以上やれば効果が出る」などさまざまな説が飛び交っているが、実際のところどうなのか。米ジョージ・ワシントン大学公衆衛生保健学部のLoretta DiPietro氏らは、健康法の代表格であるウオーキングで検討。1日1回、45分間連続で行う方法と、1日3回、毎食後に15分間行う方法とで、血糖値の改善効果を比較した研究結果を、6月11日発行の米医学誌「Diabetes Care」(電子版)に報告した。さて、より効果的だったのはどのウオーキング法だろうか。


糖尿病前段階の高齢者で検討

 ウオーキングは簡単にできる健康法で、糖尿病の運動療法として実践している人も多いが、そのタイミング、時間、頻度、強度などによって血糖改善効果は違ってくるという。

 DiPietro氏らは、米ワシントンの都市部に住む60歳以上の男女の中から、(1)糖尿病の前段階である耐糖能異常の可能性が高い(空腹時血糖値が血液1デシリットル当たり105~125ミリグラム)、(2)喫煙習慣がない、(3)BMI(肥満指数)35未満、(4)運動習慣がない(過去6カ月間に1週間当たり20分の運動が2回未満)―などの条件を満たした計10人(平均年齢69歳)を選出した。

 施設に2日間滞在し、初日は運動をせず、2日目にトレッドミル(ランニングマシン)使って運動強度3.0メッツ(MET)のウオーキングをする、という行程を計3回、4週間隔で実施。ウオーキング法は以下の3つのグループに分類した。
AM45分グループ…午前10時45分から45分間連続でウオーキングする
PM45分グループ…午後4時30分から45分間連続でウオーキングする
15分×3グループ…1日3回、食後30分から15分間ウオーキングする
※朝食は午前8時、昼食は正午、夕食は午後6時に開始で、それぞれ30分間

 24時間の平均血糖値、昼食と夕食の3時間後に測った平均血糖値を評価。各グループで運動しなかった1日目と、ウオーキングを行った2日目のデータを比較した。

15分×3回は効果変わらず実践しやすい

 24時間の平均血糖値は、AM45分グループと15分×3グループで改善効果が示されたが、PM45分グループでは変化がなかった。昼食の3時間後に測った平均血糖値はどのグループも運動前と変わらず、夕食後では5分×3グループでのみ改善が認められた。

 今回の結果に対して、DiPietro氏らは「高齢で耐糖能異常の可能性が高い人たちでは、毎食後15分のウオーキングを1日3回行う方法で、1日1回、45分間連続で行う運動法と同等の血糖改善効果をもたらすことが示唆された」と結論。さらに「通常は30~45分の持続的な運動法が推奨されるが、より短時間で断続的に行う運動法は現実的だろう。毎食後15分のウオーキングならば日常的な犬の散歩や用事のついでに行えるため、高齢者でも実践しやすいのではないか」とまとめた。