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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
間合いに関する、おもしろい研究報告がありました。

剣道だけでなく、

「友人と親しくなったり、不仲になったりする人間関係の"間合い"の取り方も、同様に説明できる」

とあるのが、興味深いところです。

ご参考にどうぞ。

剣道の攻防に規則性 "間合い"計測で判明

 素早い判断と実行が求められる剣道の複雑な攻防が、六つのパターンの切り替えで成り立つことを名古屋大総合保健体育科学センターの山本裕二(やまもと・ゆうじ)教授のグループが実験で突き止め、4日付の米科学誌に発表した。

 剣道のうまさは、パターンの切り替え方の違いで決まるという。山本教授は「友人と親しくなったり、不仲になったりする人間関係の"間合い"の取り方も、同様に説明できる」と話している。

 実験には、大学の剣道チームの熟練者と非熟練者、それぞれ6人が参加。同じ技能レベル同士の24試合を撮影し、0・01秒ごとに間合いの取り方を計測した。

 全試合を346場面に分けて分析した結果、291場面で、両方の選手が前後しながら少しずつ近づいたり、急速に距離を縮めようとしたりするなど、六つのパターンの動きが確認された。

 121場面では、選手が技を決める際に複数のパターンを切り替えており、複雑に見える無数の動きは切り替えで生まれていることが分かった。

 実験では、非熟練者の方が間合いを近く取り、緩慢な動きをする傾向が強かった。熟練者も非熟練者も持っているパターンの種類は同じで、パターンの切り替え方で違いが生じたとみられる。

 同様の規則性はボクシングなどの対人競技にもあると考えられ、山本教授は「自分の動きのパターンを認識することで、技術をレベルアップさせるための対策が立てやすくなる」としている。

※米科学誌は「PLoS ONE」(2013年9月5日(木):共同通信社)