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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
今年は、雪や凍った路面で、

外を歩くことに注意を払う時期が

早々に訪れています。

本日来院された方の中でも、

下肢に主訴がある・無いに関わらず、何人かから

「脚に力が入らないので、怖い」という声が寄せられました。

脚に力が入らないというのは、神経的な要因だけではなくて、

その背景には、多くの要素がからんでいるものです。

たとえば、単純な仕組みとして、一つ紹介すると

立位で、息を吐くことで、足と地面との接地感は強まるのですが、

こういう作用が損なわれていると、それだけで不安定になります。

息を吐く=リラックス(脱力)という仕組みがあることは、

よく知られていますが、

リラックス(脱力)をしても、なぜ立っていられるのかというと、

抗重力筋の最低限の作用によるだけではなく、

息を吐くことで、身体の中で、内的に下向きの力が発生して、

地面との接地感を高め、安定をもたらしてくれるからなのです。

それ故に、安心してリラックス(脱力)出来るのです。

神経的な要因や筋力的な要因は、特別問題がなくても、

本来ある、こういう仕組みから外れた状態になっていると、

自身の感覚としては、「脚に力が入らなくて怖い」となるわけです。

その不安定さや怖さは、首や肩、腕などの上半身の過剰な緊張として

表現されますから、この仕組みから外れた状態では、

本人としては普通に立っているつもり、何もしていないつもりでも、

上半身の緊張を過剰に高めている、となります。

身体の状態によって、行う施術内容は変わりますが、

足元を安定させるために、きちんと息を吐けるようにするという視点も

けっこう見落とされがちですけど、大切ですよ。