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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
腸間膜も、一つの臓器として扱う方向のようです。

グレイ解剖学もこれに準じて改訂されたようですし、

単なる支持組織ではなく、

消化器系の一臓器として今後も研究されていくようですけど、

まだ具体的に腸間膜が持つ臓器としての役割は

よく分かっていないようですので、

機能的な要素などについては、追跡していかないと!です。


手技療法的にも、

一応は、腸間膜へ働きかける方法も

あることはあるのですが、

とかく非科学的だと言われがちな手技療法の分野で

先人たちから伝承されてきた知見が、

今後の医学的な研究によって、何かしらの裏付けがされるかも、

という期待感もありますね。



人体から新たな「臓器」が見つかる

科学がめざましい進歩を遂げるなか、すでによく知られているはずの人間の体内で新たな「発見」がありました。これまで腸を支えるための単純な構造だと考えられていた部分が、研究によって「消化器系の臓器」であることが判明。これによって、腹部の病気の原因解明が進む可能性があるとのことです。

今回「新しい臓器」として分類されたのは、「腸間膜」というもの。腸間膜は腹腔の背中側の壁にくっついていない部分の臓器を、後腹壁につなぎ止めている膜のことで、構造的には二重層となっています。私たちの腸は腸間膜があるために正しい位置に保持されるわけです。

何百年もの間、腸間膜は消化器系の臓器とは分離された構造だと考えられ、その役割が軽視されてきました。

しかし2012年研究を行ったリメリック大学病院のJ Calvin Coffey氏らのチームの微視的な調査によって、腸間膜が「他の臓器と分離した構造」ではなく、「他の臓器と連続した構造」であることが発見されます。その後チームは4年間にわたって腸間膜が臓器の1つであることの証拠を集め、今回、2016年末に論文として発表されたわけです。医学において最も権威のある解剖学書の1つである「グレイの解剖学」は、この発見を受けて内容が改訂されたとのこと。

Coffey氏は「100年以上信じられていた解剖学的な説明は正しくありませんでした。この臓器は断片化されておらず、複雑でもない、1つの連続的な構造なのです」と語っています。

腸間膜が新たに臓器として分類されたからといって、人体の構造が大きく変わるわけではありません。しかし、腸間膜が腹部の病気に関わっている可能性もあり、新たな分野の研究が行われることで人々の健康状態を改善する結果が出せる可能性があります。記事作成現在、腸間膜が持つ臓器としての役割はよくわかっていないのですが、研究チームはこれから腸間膜の持つ「機能」に関する研究を進め、何が腸間膜の「異変」なのかを明かにすることで病気の治療に役立てる予定です。(2017年01月04日:GIGAZINE in サイエンス)