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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです
膝の関節が変形している変形性膝関節症。
変形はあっても(変形はそのままであっても)、筋肉を鍛えれば、症状の改善にはつながります。
これまでは内側広筋や足底筋などのトレーニングが有効という報告はありましたが、今回の報告では股関節外転訓練が有効であることが示されています。
その方によって、どこを鍛えれば、より効果的なのかを見極めつつアドバイスをすることが大切です。
単純に「大腿の筋肉を鍛えましょう!」とだけ言い続けている施術家は確実に取り残されていきますね。
気をつけよう。



~膝OAの保存的治療~
ADL指標が有意に改善
 大分大学病院リハビリテーション部の片岡晶志准教授らは,変形性膝関節症(膝OA)の保存的治療において,下肢の筋力訓練として側臥位での股関節外転訓練が有効であることを示唆した。
 同准教授らは今回,側臥位股関節外転訓練が股関節周囲筋の筋力や歩行時の安定性に及ぼす影響を検討した。対象は股関節に外傷既往がなく,同意が得られた10例(男性 6 例,女性 4 例,年齢20~45歳,平均25.4歳)。右側股関節外転訓練を 1 日100回,8 週間行ってもらった。訓練は側臥位で(1)足関節を最大背屈させ,膝関節を伸展(2)体幹よりやや後方へ脚を外転位に挙上(3)ゆっくり降ろし(4)全身の力を抜く-というもの。2 週間ごとに負荷を0.5kgずつ加えていった。
 表面筋電計で最大筋力を調べると,訓練後に大腿直筋と外側広筋で有意な増加が認められた。筋力訓練に反応しにくいと考えられる中殿筋では最大筋力の増加が明らかではなかったが,筋活動量は増加,易収縮性が向上した。さらに,歩行時の左右への動揺性が軽減する傾向が見られた。
[Medical Tribune 2007年7月26日 (VOL.40 NO.30) p.16]

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