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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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昨日に続いて、睡眠ネタです。
睡眠不足による影響は、女性の場合、高血圧の危険因子になるようです。
睡眠が5 時間以下の女性は 、7 時間睡眠している女性と比べて高血圧のリスクが約 2 倍高くなるようですので、睡眠時間にも注意したいところです。
男性ではこのような相関関係は見られなかったようですので、このあたりの男女差というのも興味深いですね。



女性の睡眠不足は高血圧の危険因子

 女性では睡眠不足が高血圧の危険因子になると,英国のグループがHypertensionの10月号に発表した。
 米国の研究で睡眠不足(睡眠時間 5 時間以下)は中年成人の高血圧のリスクと関連することが示されているが,性特異的な解析は行われなかった。今回の研究では,登録時年齢が35~55歳の英国の公務員 1 万308人を対象に,横断的および前向きに睡眠不足と高血圧との関連を検討した。登録は1985~88年(第 1 相)に行われ,データは第 5 相(97~99年)と第 7 相(2003~04年)に収集した。
 第 5 相の横断解析(5,766人)では,睡眠時間が 5 時間以下の女性は 7 時間睡眠している女性と比べて高血圧のリスクが約 2 倍高かった〔オッズ比(OR)2.01〕。女性では交絡因子とは独立して睡眠時間と高血圧との間に逆相関が認められたが(P=0.003),男性ではそのような関連性は認められなかった。
 平均 5 年間の追跡による前向き解析では,第 5 相で正常血圧であった3,691人中740人(20%)が高血圧を発症し,女性では睡眠時間の短さが高血圧のリスクの高さと関連していた(睡眠時間 7 時間に対するORは 6 時間では1.56,5 時間以下では1.94)。この関連性は,心血管危険因子と精神疾患の併存を加えた解析では弱まった。
 同グループは「女性の睡眠不足は心血管に有害な影響を与えうる」と指摘している。

[Medical Tribune 2007年10月11日 (VOL.40 NO.41) p.47]
Cappuccio FP, et al. Hypertension 2007; 50: 693-700.

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