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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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まだまだ、原因が特定されていない 『慢性疲労症候群』。

今回は、ウイルスの関与を示すさらなる証拠が、新しい研究で

得られたそうです。


慢性疲労症候群にウイルスの関与を示す新たな証拠

慢性疲労症候群(CFS)にウイルスが寄与している可能性を示すさらなる証拠が、新しい研究で得られた。米国食品医薬品局(FDA)、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)、米国立衛生研究所(NIH)により実施された今回の研究では、1990年代半ばに米ニューイングランド地域で慢性疲労症候群患者から採取した血液検体を用いて、37人中32人(86.5%)の血液にマウス白血病(MLV)関連ウイルスの遺伝子配列を示す証拠が見つかったという。一方、健常人の対照群では44人中3人(6.8%)にしか検出されなかった。また、慢性疲労患者8人の新鮮な血液検体を検査した結果、7人にMLVの存在を示す証拠が見つかった。

米国慢性疲労免疫不全症候群(CFIDS)協会によると、米国では約100万人がCFSに罹患しているという。症状は、睡眠をとっても軽減せず、しばしば運動によって悪化する消耗性の疲労感が数カ月続くほか、関節痛、筋肉痛、頭痛、リンパ節の肥大、喉の痛みなどがある。同時に、CFSが「実在する」疾患であることを疑う考えも患者を苦しめている。

昨年(2009年)10月、別の研究チームがCFS患者の血液中に高い比率で、XMRV(異種指向性マウス白血病関連ウイルス)と呼ばれるウイルスがみられることを突き止めたが、その後の研究では同様の関連を明らかにすることができず、患者を混乱させていた。今回の新たな知見は、MLV関連ウイルスが実際に関与していることを示す重要な裏付けとなると、米国CFIDS協会のKim McCleary氏は述べている。

一方、今回の知見により新たな疑問も浮上している。一部の健康な人の血液にもMLV関連ウイルスがみられる点や、今回の研究で特定されたのは以前報告されたXMRVではなく、同じファミリーだが異なるレトロウイルスである点などを研究著者らは指摘している。この研究は米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に8月23日掲載された。(HealthDay News 8月23日)



これまでにも、慢性疲労症候群についての報告記事を

いくつか載せておりますので、こちらもあわせてどうぞ。

急性感染が慢性疲労症候群の一因
慢性疲労症候群
慢性疲労症候群の犯人はエンテロウイルス
レトロウイルスが慢性疲労症候群の原因の可能性
慢性疲労症候群とXMRVの関係に疑問符
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