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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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小さい頃、周りの大人から

「楽な方に逃げてばかりいると、後でツケがまわってくる」

と諭されたものです。


私も多少は、人生経験を重ねてきましたので、

「確かにあるなー」と思うこともあるわけです。



さて、話題はカラダの話へ。

体に、何らかの痛みが発生した時、

それは、非常事態なわけです。

非常事態の中で、

ヒトは、「楽な状態」へ一時的に避難します。

これが俗にいう「かばう」という状態。

この反応は、ヒトの持つ防御反応ですから、

良しとしましょう。

このような「かばい」が起こっても、

痛みの元が消失して、痛みが感覚されなくなったら、

通常、その非常事態宣言も解除されます。

一時的に「楽な状態」へ避難させていた体の使い方も

きれいに元に戻して、すべてが終結します。

このような経過であれば、何も大きな問題になりません。


でも、

痛みという非常事態が収束しても、

非常事態宣言が解除されず、

かばい癖だけが、継続したらどうなるでしょう。

そこには、もともとなかった「悪癖」ともいうべき癖が残ります。


「かばう」ということは、今ある痛みからの一時的な避難ですから、

基本的に、痛みが楽になるような動き方、支え方になります。

ですが、それは、本来備わっている仕組みからは外れた

緊急時の動き方、支え方です。

つまり、「悪癖」が残るということは、

本来備わっている自然な動き方、支え方とは異なる

不自然な仕組みを定着させるということなのです。


ここで、一度整理してみます。


・痛みが起こる ⇒ 一時的に「楽」に逃避することは自然。

・痛みが消失したら、その時(非常事態用)の「楽=かばい」はもう必要なし。

・ここで「楽=かばい」もリセットされれば問題なし。

・でも、その「楽=かばい」を解除しないと、「悪癖」になる。

・「悪癖」と言うべき不自然な動き方、支え方は、

 本来の仕組みから外れているため、 それ自体誤った動き方、支え方となる。

・このような誤った使い方は、また別の痛みを誘発する原因になってしまう。

・「悪癖」が多くなればなるほど、体はどんどん自然な仕組みから離れていく。

・そして、痛みを誘発しやすい体へ。

ということになります。


このパターンは、毎年のようにぎっくり腰を繰り返している人にもよく見られます。

また、慢性的な不調の方、複数の不調を抱えている方は、

このパターンを何回も何回も繰り返して、現在に至っていることがほとんどです。



痛みなどの非常事態に、防御反応として、

一時的に「楽」に逃避することは、仕方のないことです。

でも、

それを適時解除しないと、

必要だからそうしていた「楽な状態」が、

「悪癖」として、ストックされていきます。

痛みのたびに、それを重ねてきたら、

いつしか、体は「悪癖」だらけ。


もし、「悪癖」が増え過ぎた体に、新たに別の痛みが起こったら?


かばう余裕のなくなった体は、いくら非常事態宣言を出しても、

一時的な「楽」にも、逃がすこともできません。

そうなったら、痛みとのガチンコ勝負。

「悪癖」だらけの余裕のない体で勝てますか?



「かばい」という名の一時的な「楽」を、

適時、解除してこないでいると

後で大きなツケが回ってくるようです。



こじつけ感が強いですけど(苦笑)

「楽な方に逃げてばかりいると、後でツケがまわってくる」

という話でした~
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